「岩井沢の三匹獅子舞祭礼」6年越しの復活物語
こんにちは、最近イノシシ遭遇率の高い渡邉です(-_-;)
先月、都路町の岩井沢地区で待ちに待った伝統行事の復活が行われました。その様子をご紹介いたしましょう?✨
都路町の岩井沢地区で6年ぶりに復活した「岩井沢の三匹獅子」。
田村市指定無形民俗文化財にされている200年以上の歴史がある伝統芸能で、五穀豊穣・豊作に感謝する意味があります。
震災でいったん活動休止となってしまった活動を復活させたのは「岩井沢三匹獅子保存会」の皆さんです。
現在会員は60名。本来なら踊り子は、岩井沢全域の小学4年生の長男によって受け継がれているものですが、今回は経験者である地元の成人男性が踊りました。6年ぶりの復活ともあり、皆さん練習に熱が入ります!(^^)!
「震災後はなかなか気持ちも進まなかったけど、2、3年前から復活しようという保存会の活動が始まったんです。今回は踊りの継承と保存会自体の立直しという意味での復活でもあるですよ。」と、お話しいただいたのは、保存会会長の今泉さん。
この言葉が渡邉の胸を熱くさせました。(*´ω`*)
応援隊の使命は美味しいカレーの賄い作りと、記録係!!
心してやらねば!とスイッチが入り当日を迎えたのでありました(`・ω・´)ゞ
岩井沢の三匹獅子舞祭礼当日!!快晴☀!!
復活を祝うかのようなお天気です。先ずは沢山の地元の人達に見守られながら「どーも岩井沢店前」での舞。
子供たちも旗を持って天狗様や獅子と町を練り歩きます。
青空と皆の笑顔が誇らしげです♪
約1時間半に及ぶ獅子の舞は、太郎と次郎と花子が太鼓や笛に合わせて踊ります。
内容は、ハチの巣を見つけて喜んでいる様子という説があるそうです。
初めて見る子供たちもたくさんいたでしょう。後のテレビのインタビューで「私たちも踊りたい」と言ってた子がいました。200年以上続いた伝統をこの子たちが見て、また次の世代へと繋いでいく事を無意識にも感じてるのかな。ちゃんと保存会の皆さんの気持ちが伝わってますね!と嬉しくなりました(^0_0^)
赤・青・黄色の衣装が揺れて魅入ってしまいます・・・・?
沢山の人達が見に来てました。「まさか、生きてる間にまた見れるなんて思わながったぁ(:_;)」と隣のおばぁちゃんがうれしそうでした。
無事やり遂げた、保存会の皆さんの笑顔がとてもまぶしかったです。(#^^#)
反省会では、関係者の方が言葉に詰まらせたシーンや、感無量のご挨拶がありました。ここまでくる6年間は言葉では伝えきれないくらい簡単ではなかったと思います。これからがスタートですね。伝統芸能継承の大切さという事を改めて教えていただきました。こんな瞬間に立ち会わせていただけたことに感謝ですヽ(^o^)丿
「少しずつだけど、私たちは進んでいるという事を皆さんに知ってもらいたい」と保存会の会長今泉さんがおっしゃってた事をふと思い出しながら、賄いカレーの後片付けをした渡邉でした。
皆さんの雄姿に会える事を、また来年楽しみにしてます(●´ω`●)
お疲れ様でした?✨