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ふくしま”みち”さがしツアー【森林里山のいま】をご案内しました!

応援隊の小林奈保子(なっつ)です(*^▽^*)

11月5日(土)、6日(日)に除染情報プラザ主催のふくしま”みち”さがしツアー「浜通りと森林里山のいまを知る」が開催されました!11月6日(日)には都路町にもお越しいただき、ご案内いたしました。

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「くるまざカフェ」について(除染情報プラザHP抜粋)

除染情報プラザでは、除染や福島再生に取り組む様々な方々が情報を交換し、経験を共有出来る「くるまざカフェ(前ポジティブカフェ)」というイベントを開催しています。7月31日に開かれたくるまざカフェ「ふくしま”みち”さがし」にて「森林里山のいま」「食の安全対策」「放射線影響不安」について興味・関心などに沿って、車座になってわいわいと企画をしました。今回は、「浜通りとあぶくまの森林里山のいまを知る」「食の安全対策とふくしまの美味しいものさがし」2つのコースで、ふくしま“みち”さがし体験プログラムを実施することになりました。

詳細についてはこちら(http://josen-plaza.env.go.jp/about/communication/positive_cafe.html)をご覧ください。

 

このツアー企画は、私たち応援隊が日ごろ都路で感じる課題や現在の地域の取り組みなどを委員の方々に共有したことがきっかけとなり、実現したツアーでした。

 

今回の都路でのテーマは「森林里山のいまを知る」ということで、都路町の森林組合(ふくしま中央森林組合都路事業所)のみなさまにご協力いただき、森林の現状や「ふくしま森林再生事業」などについてご説明いただきました。

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グリーンパーク都路で都路町における森林里山の現状を聞いている様子

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みなさんがスマホやカメラを向ける先には・・・

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なんと木の伐採デモンストレーション!!すごい音と技術に拍手喝采

木を切ることにも森を守る意味があります。この木は60歳か70歳くらい。「切らせていただく」という気持ちでいつも切っているそうです。

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森林の中で、木の役割に関するお話し中。

普段あまり使われていないグリーンパーク都路の活用方法についても、ドッグランはどうだろう!等、参加者からいろんなアイディアが出ていました。

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製材所では木の出荷についての説明を受けました

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ここではおがくずの放射線量の数値(参考値)を測定しています。原木を生で見る方も多く、たくさんの質問が出ました!!

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お昼には「よりあい処華」さんで「八彩カレー」をいただきました!

八彩カレーは田村市ご当地グルメプロジェクトの事業の一環で「よりあい処華」さんでもけんちん汁をベースとしたカレーを提供していますが、これまた参加者に大好評。

カレーに乗せる具の並びや彩にもすごくセンスが光り、おいしくいただきました!(^^)!

店主もここを立ち上げるときの気持ちや、マスコットキャラクターのみゃーこちゃんのお話し、これからの都路のお話など、参加者とお話ししておりました。

 

 

ここで、「都路の森林の現状」について少しふれておこうと思います。

都路における森林の面積は10,200haあり、広葉樹だけでも8,000haあります。(計算が得意ではないですが郡山市の開成山公園267個分。とっても広大)特に戦後から昭和30年前後は木炭生産が盛んで、それによって森林が20年サイクルで循環していったそうです。

昭和40年ごろには、原木の生産が始まり、最盛期は50万本(7,000本/ha)が出荷され、都路の農家さんの農閑期の働く場として成り立っていました。

平成に入ると、20万本が出荷(5,000本/ha)されますが、もっと質の良いものを選別し出荷しようということで2,000本/haに供給量は減少。震災前は15万本を出荷し、平成22年の生産量は全国3位。県外への出荷量は全国で最多だったそうです。

森林関係に従事している方々のお話を聞いてみても、都路で生産される原木の質がとてもよく、原木1本あたり出るシイタケの数も他地域生産の原木と比較して多かったそうです。

 

その原木生産が大打撃を受けたのが、東日本大震災だったわけです。原木も食品と同じように、1㎏当たり50Bqという基準になりました。その数値で都路の原木を実際測定してみると、50Bqを切る原木はほぼ0に等しく、今まで育ててきた木そのものがまったく原木として出荷できない状態となりました。

特に今現在伐期を迎えている原木がたくさんあるわけですが、伐採できず、そのままの状態になっています。

なので現在は「ふくしま森林再生事業」という県の事業の一部を都路町でも行おうと、間伐や植え付け、下刈り等々さまざまな事業に取り組んでいます。(写真は森林組合の方からいただきました)

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森林にこのまま人の手が入らず荒廃していけば、木が腐って倒れてしまったりしてしまいます。

逆に、森林土壌の役割が、自然災害を未然に防ぐというものであるならば、下刈りなどで表土を剥ぐということ自体が、土壌の保水力を減らし、自然災害が起こる可能性を高くするということにもつながります。

森林再生はとてもいろんな課題があり難しいかもしれまんが、都路の主要産業だった原木生産ができず、木が売れないという現状を少しでもよいものにしていくために、「あきらめずに」森林と向き合っていく現場の方々がいらっしゃるのも事実です。

今実施されている取り組み「新しく森林を再生する」ということが、20年後、50年後の福島の林業につながっていけばいいなと、切実に感じました。

この都路での取り組みも、今始まったばかりですので、これから何が見えてくるのかぜひみなさんも注目していただけたらと思います!


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