田舎生活のおすそわけ「グリーンSUGOS!」パートⅠ
応援隊のなっつです(*^_^*)
最近のブログは秋~初冬に行われたイベントの様子をお伝えしていますが、今回もそんなブログです!(笑)
大変遅くなりましたが、11月28日に行ったグリーンツーリズムのことについて書きます!お楽しみにしていた方々、お待たせいたしました!
さて、タイトルにもある「グリーンSUGOS!」。
みなさん「グリーンツーリズム」という言葉は聞きおぼえがあると思いますが、この「グリーンSUGOS!」というのは、実は9月にもモニターツアーを実施しております。そちらも合わせてぜひご覧ください。
「田村市で、グリーン・Sugos!」http://tamura-ouentai.org/?p=1878
※「Su→過ごす」「go→行く」「(複数形の)s→みんなで」という意味で、都会から離れた四季折々の田村市で、自然や個性豊かな人々と交流しながら田舎体験をすることを表した言葉が「グリーン・Sugos」です。
↑募集時のチラシ
今回11月28日に行った企画は、田村市の農林課や田村市内の地元住民の方々と一緒に練った企画として、初の試みとなりました。
田村市は平成の大合併で船引・常葉・都路・大越・滝根が一つの市となり10年経ちましたが、各町ごとに特色を持っていることが田村市の魅力の一つなんです。その特色をいろんな方々に知ってもらいたい!という想いで、応援隊は調整役として約半年間、会議やワークショップをお手伝いしてきました。
それでは、当日の様子を、ダイジェストでお伝えしたいと思います(*^_^*)
コースは4つ。Aコース常葉町、Bコース都路町、Cコース船引町、Dコース大越町・滝根町コース。対象者は郡山に住む親子で、合計9組・19名が各コースに分かれて日帰りの体験ツアーに参加していただきました。
まず各コースのメンバーが、船引町と常葉町の境目に新しくオープンした直売所「ふぁせるたむら」で、お客様をお出迎え!
まずはAコース常葉町です。テーマは「牛とのふれあいを通して食と命の大切さを味わおう!!」
常葉町はカブトムシで有名で、地元では「ムシムシランド」と言えばだれでも「知ってる!」というご当地イメージがあります。
今回のコースでは、それ以外にも地元の見どころ・体験どころをチョイスしました(^^)
まずは菌床しいたけを栽培している渡辺さんち(㈲テイク)へ!
実はこちら、私の実家でございます(^^)父がしいたけ栽培を始めて12年になります。
ここでは菌床栽培ってそもそもどんなもの?ということを教えてもらったり、実際しいたけを収穫する体験を行いました。しいたけのおいしい食べ方も教えてもらいながらの収穫。収穫したしいたけは最終的に袋に入れるのですが、一度天日干しするとより一層おいしくいただけるということで、少し天日干しをしました。これで持って帰って食べるときは更にジューシーになっていますね♪
つぎは常葉コースのメイン!牛さんです。
こちらは佐久間さんというお宅。交雑牛を育てていて、このコースのタイトル通り、佐久間さん自身、食と命の大切さを真剣に考えて今回の企画に参加されていました。牛さんを見ながら、どんな風に育てられ、出荷されていくのかを説明していました。
↑中央で餌をあげているのが佐久間さん
昼食は佐久間さんのおうちの中で、さきほど収穫したしいたけと牛肉ステーキを食します。他にも佐久間さん特製のサラダなど、みんなで一緒に料理しながらいただきます(^^)
ここでとても印象的だった言葉は、「牛さんを食べるときに、”かわいそう”と思いながら食べるのではなく、”牛さんありがとう”とおいしく命をいただくことが、大事なんだよ」という佐久間さんの言葉。親御さんはもちろん、子どもたちもそれをうなずきながら聞いていました。
常葉コースでの締めくくりはクリスマス・お正月にぴったりの「しめ飾り」「リースづくり」体験です(*^_^*)
場所は何度か応援隊でもお世話になっている「ときめき山学校」で、大人も子どもも、ものづくりに没頭しました!
参加者の方からは、子どもたちが作る体験はいろんなところでありますが、大人も一緒にものづくりをし、それをお土産として持ち帰ることができて、とてもよかった!という声を聞く事ができました。
常葉の「カブトムシ」というイメージの他にも、今回いろんな常葉人とお会いしていただき、体験をしたことで、常葉町を更に知っていただけたかなと思いました\(^o^)/
続いて、Bコース都路町!テーマは「里山 食の今昔物語~秋の陣~」ということで、食の他にも里山の良さを知ってもらうツアーでした!
まずは豪快に、大根抜き!!住民の方のお宅から近い畑で、丹精込めて作られた大根を子どもたちがせっせと抜きます。日の光を浴びて大根の葉っぱも色鮮やかですね♪
その大根を持って、よりあい処「華」へ!
華での昼食は、日ごろ食べているものや身近なもののラインナップ。もち料理に豚汁、イワナの一本刺し焼き、などなど、里山をたっぷり味わえる食事です。
デザートには、地元のペンション「ファームハウス都路」のお母さん特製の”チーズケーキ”!このチーズケーキはあたしも大好きでファンなんです(*^_^*)
昼食後はそのデザートを食べながら、震災からの生活のこと、都路での暮らしのことなどを話していましたが、子どもたちもせっかく都路に来たので、手芸もやってみることに!”九猿(くざる)づくり”に挑戦!
九猿とは、「苦が去る」(難が転じて、苦難が去る)という縁起物で、南天の木を土台に小さい猿に見立てた小物を9つ乗せて飾るものです。子どもたちもこの九猿づくりがとても楽しかったようです(*^_^*)
都路は里山の魅力はもちろんですが、そこでののんびりとした生活も、とても魅力的なので、子どもたちだけでなく大人の人でも楽しめるコンテンツが詰まっていることに気づけたツアーでした!
さて、次のコースは…と、とても充実していたツアーなので、1回のブログで一気に語るのはもったいなくなってきました!!
なので、続きはまたパートⅡでお伝えしたいと思います(^^♪
続きもすぐ更新しますので、お楽しみに!