作って感じる!!田村の伝統!~タムラブ3年~
船引高校総合学習「タムラブプロジェクト」3年生バージョンがスタートしました♪
こんにちは。応援隊のえりぃこと渡邉です。寒いけど、紅葉を見てお出かけが楽しい季節になりましたね。
2年生のテーマは「地域の魅力を再発見して郷土愛を育んでもらう」でしたが、3年生のテーマは「地域に恩返し」です。
今回、応援隊が生徒の皆さんに体験してもらうのは、「つるし雛作成」と「お人形様作成」です。
-さて、つるし雛コースからご案内するとしましょう♪
今回お世話になる「町の先生」は、町づくりをしている田村地域デザインセンター「UDCT」の方と、市役所の観光課の方。
先ずは、つるし雛の歴史や、田村市が取り組んでいるつるし雛での町おこし、UDCTの取組み等の説明をいただきました。
2月に田村市で開催されるビッグイベント「つるし雛めぐり」は、毎年2000人もの人が来場します。
生徒さんも、えりぃも( ゚Д゚)ビックリ!!
先ずは、生地選びからスタートです。
これから、色んなパーツを作って組み合わせます。(何ができるかは、後日ご紹介)
「雑巾しか作ったことなかったから、楽しみにしてました」と男子学生さん。
「手縫いって、あんまりしないので、難しい!!」と言いつつ、皆さん楽しそうに作成!!
休憩時間も取らずに、100分集中で行いました。
男子生徒も女子生徒も、進捗状況は色々ですが、とても良く仕上がってましたよ!!
講師の方々からは「地元の高校生に、つるし雛を教える機会があって感謝してます」と言葉をいただきました。
できた作品は、2月に開催される「つるし雛めぐり」で展示される予定です。楽しみですね。ありがとうございました。
-お次のお人形様作りコースの様子は?
田村市のお人形様はご存知ですか?
いわき市から三春に通る磐城街道沿いに、疫病除けの「お人形様」があります。
そのお人形様の保存活動をしている「お人形様保存会」の吉田渉さんにお越しいただきました。
吉田さんは、バリバリの大工さんで、お話が面白いパワフルな方です。
お人形様の意味や、保存会の活動を紹介していただきました。
「お人形様を維持するのも大変なんだなと思いました」と生徒さん。
船引にある3つのお人形様は、それぞれ顔が違うんです。
お人形様の顔が全て違うというのを初めて知った声がたくさん出てました。
たしかに、意識して見ないと気付かないかもしれませんねー。
「私は、田村市の●●●●を守る」というテーマで、お人形様の顔デザインコンテストを行いました。
「顔のデザインをするとは思ってなかったから楽しかったです」と生徒さん。
「私は、田村市の人を守ります」「私は、田村市の自然を守ります」と、それぞれに、個性的なデザインを発表してもらいました。
保存会の皆さんに、この中から2枚選んでもらい、2体のお人形様を作っていきます。
「若い人たちに、地域の伝統を教える機会があって良かった。心配してたよりも積極的に質問があって楽しかった」と、吉田さんから感想をいただきました。
代々続いている地域の伝統を、今、継いでいる人たちがいて、それを次の世代に伝えていくということは、町の特色や町を作っていくという意味でも、とても大切な事だなーと、えりぃはシミジミ感じました。
次回の、タムラブも乞うご期待!!
★この授業の様子は、船引高校の校長先生のブログでも紹介されてます(*’▽’)