岡山県「西粟倉・森の学校」に行ってきました!
こんにちは。
船引から都路までの国道288号、通称にーぱっぱも凍結し始まっています。免許取得からまだ5カ月の元東京都民、怯えています中岡です!
さて。
ご報告が遅れてしまいましたが、11月21~23日の3日間、NPO法人ETIC主催「地域イノベーター留学2014」の企画で岡山県西粟倉村(にしあわくら)へ行って参りました!
今回の視察で最も多く出たキーワードは、「ヘンタイ」。
ヘンタイ=自分の好きなことをとことん追求し、それを仕事にしている人。西粟倉村には、好きなことを活き活きとやっている素敵な人々がたくさんいました!
先祖たちが50年育ててきた森林を絶やすのはもったいない、100年の森林に育てあげよう!という取り組みを村ぐるみで行っている西粟倉村。
「森林」をテーマにしたこの村には、森林に興味がある人、木が好きな人、モノづくりが好きな人がたくさん集まってきます。人口は1600人と小さな村ですが、外からやってきた移住者は50人もいるそうです。
そして今回は、西粟倉村で「森の学校」という会社を設立した牧さんと職員の坂田さんに案内していただきました。森林を伐採するところから工場で製材し、加工するところ、そしてその材料を使って実際にスプーンやフォークなどのキッチン用品や机、椅子などの家具、遊具などを作っている工場まで見せていただきました。
普段なにげなく使っているものも、こうしたひとりひとりの営みを経て私たちの手に渡っているのだなと思うと感慨深いものがありました。
ここへ来る前、どうやって住民の方々や地域の人々と共に協力し合いながら地域づくりができるかを学んでこようと考えていました。
しかし森の学校の牧さんにそれを話すと、
「面白い人たちが面白いことをやっていれば人は自然と外から集まってきます。地道に頑張っていたら初めは訝っていた住民も認めてくれるようになりました」
という答えが返ってきました。
こちらは木でモノを作ることに無情の喜びを感じ、工場「ようび」に弟子入りした職人さん。
毎日自分の作った机を愛でるほど木が大好きだとか!
こちらは、木のスプーンやフォーク、まな板などのキッチン用品を作る旦那さんと獣(鹿や猪など)調理が好きな奥さん2人でやっている食堂「フレル」。
面白い人が面白い人を呼び、地域がどんどん元気になっていく、そんな良い連鎖がここにはありました。
都路でもぜひ、こんな流れを作っていきたい!と感じた今回の視察でした。
まずは自分が、好きなことに熱中し真摯に向き合う「ヘンタイ」になってみたいと思います!(笑)
そして今度は西粟倉村の牧さんと坂田さんが1月に都路へ来てくれます!
元気で活気あふれる町にするにはどんなことができるか?今回の学びを踏まえて都路で座談会も企画中ですので、みなさんぜひ来てくださいね~!^0^
詳細はまたご連絡いたします♪