都路と中越をつなぐ「翼」
2004年10月に発生した新潟県中越地震。
中山間地域で発生した大地震と避難、復興支援のあり方など、我々田村市復興応援隊は中越を参考にすることが多く、入隊した隊員は中越の事例研究に余念がありません。今年は現地実習も計画しています。
そんな中越と田村市都路町には意外なご縁が!!
中越地震では大規模な地滑りにより孤立した多くの住民が、上空からの救助により避難をすることができました。
その救助作戦にあたられた、元陸上自衛隊ヘリコプター部隊の隊長さんが退官されて都路に住んでいるのです。
これは、当時のお話を聞かねば!ということで、お宅に訪問。
被害状況の情報収集、どこに降りたらいいのか、救援物資の届け先は・・・
ナマナマしい、臨場感ある体験談をお聞きすることができました。
災害に際しての平素からの心構えなども教わり、さすがは危機管理のプロ!と感服いたしました。
現地実習に赴いた暁には、現地の復興状況なども隊長さんにご報告させていただきたいと思います。
お話の中では、ヘリコプターが如何に災害現場で活躍するのかもお聞きできました。
上空からは地上の様子が分かりにくいため、ヘリに助けを求めるときは煙で知らせるのが効果的みたいですよ。
普段なかなか聞けない話を聞くことができて、大変勉強になりました!
隊長さん、ありがとうございました!