事例発表してきました!~地域コミュニティ再生のための県民講座~
みなさん、突然ですが、「地域コミュニティ」ってなんだと思いますか?
地域にある既存のもの、これから新たにつくっていくもの、集落再生や仮設でのコミュニティ、サロン活動Etc…きっとそれぞれみなさんが思う地域コミュニティがあると思います。
応援隊は常にコミュニティとは何ぞや?とか、復興とは何ぞや?などを考えながら目標に向かって動いているわけですが、今回はそんな応援隊が日々どんな活動を行っているのかを公の場で発表する機会がありました!
その名も「地域コミュニティ再生のための県民講座」
支援関係者だけでなく、一般市民も参加できるものです。
福島県内では4箇所で行われる企画で、今回は県中部門が第1回目として行われました。
テーマは「みんなで語ろう、地域・人・生活をつなぐ」
復興トークや各活動の事例発表、ワークショップが主な内容でした。
中越地震の復興プロセスについてお話しいただいたのは、中越地震直後から復興活動に携わっている澤田雅浩氏。また、福島大学の丹波史紀氏もコーディネーターとして参加されていました。
中越での事例で特に印象に残るのは、「復興」感をもたらすものは何か?という住民に対してのアンケートで、“住民の積極的参画が復興感をもたらす”という結果になっているということ。
今年は中越地震から10年という節目の年で、いろんな角度からこれまでの活動を評価するタイミングです。福島の複雑化する課題に対しても、参考になる部分が多く存在しています。
住民の積極的な動きというものが住民一人ひとりの気持ちを持ち上げる原動力になることは、支援員としての仕事をする中でもひしひしと感じています。が、改めてその部分を実感したトークでした(>_<)
事例発表者は、特定非営利活動法人福島農業復興ネットワークの岡正宏氏、会津若松市一箕公民館の渡部健司氏、そして応援隊の私、渡邊でした。
事例発表をするときはどうしても気分が固くなってしまうので、発表資料だけでもにぎやかなものにしようとアニメーションを多用(笑)
そのあとのワークショップでの情報提供になるよう務めました^^
ワークショップではテーブルごとに、発表者への質疑応答を行った後、
↓自分の身近な地域・人・生活をつなぐアイディアを出しあい・・・
↓班ごとに発表するという流れでした。
※応援隊筏谷もちゃっかり発表(笑)
参加者から出た意見では、
住民と一緒になって汗を流して活動することの大事さや、子どもを中心とした世代間交流が地域に良い効果を生むこと、人が関心を持って集まるための”デザイン”の工夫が必要、などなど、本当にたくさん、参加した人数分以上のアイディアが出ました!
応援隊は地域密着ということで活動してますが、いつも仕事をしていると頭が固くなり視野も狭くなるので、このような機会に普段お会いできない方々と意見・情報交換する時間がありがたい!と思いました。
「地域コミュニティ」という単語はとても漠然としていますが、一人一人が自分の役割を見出していけることが、地域の底力につながるのではないでしょうか?
と、一言では言い表せませんが、まず考えてみることが大事ですね!
参加された皆さま、事務局の皆さま、本当にお疲れ様でした!
<情報>今後の開催予定を載せておきます(^O^)
●11月13日(会津)アピオスペース研修室
●11月20日(相双)南相馬市鹿島農村環境改善センター 大会議室
●11月27日(いわき)いわき市生涯学習プラザ 大会議室
申し込み・お問い合わせ先
福島県福島市杉妻町2-16 福島県企画調整部文化スポーツ局生涯学習課 Tel:024-521-7784 Fax:024-521-5677