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都路発!!ロックんロールツアー~巨石三昧の旅~

皆さん、あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

地域の観光資源発掘担当のエリィです。

皆さんは、どんな1年になりそうですか?

応援隊は、去年から都路観光協会の皆さんと一緒に観光マップを作成のお手伝いをしているので、都路の魅力探しで野山に入る仕事がとても多くなりました。今年も野山率高そうな予感。たくましいアウトドアラー目指してがんばるぞぃ。( `ー´)ノ

さてさて、2017年2発目のブログは、都路の巨石巡りツアーです(`・ω・´)

都路には10m級の巨石がたくさんあるのです。そんな大自然の凄さを発信した所、郡山の庭師の方から問い合わせがありました。都路の巨石の魅力が他の地域の方から見たら、どのくらい魅力があるのか!試してガッテン!!してみっぺ。てなわけで、「ロックんロールモニターツアー」を開催しました。

※タイトルの意味:ロック=石。ロール=まわる。

イシシ( *´艸`)  (石だけに・・・)

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①~⑤まで順を追ってロックんロールしてきました!!

時は12月半ば、まだ少し雪が残る都路ではありましたが、天気は快晴。冬でも暖かい1日でした。

都路町行政局に集合。都路町初観光の庭師さんチーム2名ご来訪(^o^)/

①先ずは、五十人山へ向かいました。

五十人山は標高883m。地元の小学生が遠足で登れるくらいの登りやすい山です。

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まだ残雪が少しある中、登ります。片道約20分コースです。

このヒトデみたいな形の実は、「ツチグリ」通称「まめだんご」です。福島県のあぶくま山系にしか見られないといわれるキノコらしいです。

実を押すと黄色の粉がプスっと出て、面白い(*´ω`*)

愛嬌のある形をしています。

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庭師さん達は、木や、苔、岩にとても詳しいです。登山しながら、色々な植物や岩について興味津々。

山道をひょいひょいと身軽に歩いては、私たちの知らなかったことを教えてくれます。

その姿はまさにsasuke!! 庭師チーム「sasuke」と命名させていただきます(`・ω・´)ゞ

この山道だけでも、たくさんの苔の種類があるそうです。

苔好きカメラ女子にも萌え萌え材料です°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

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あちこち山調査?をしながらようやく山頂到着。

これが「五十人岩」です。

その昔、坂之上田村麻呂が東征の折、50人の部下をこれらの岩に腰かけさせて軍議を開いたとされています。

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高さ3.4m横6m。(自分たちで測りました)

元々阿武隈山系にあった岩が土に埋もれていて、雨などで土が流されて現れたものではないか。

と思われます。岩の上からの景色も最高です。遠くは鎌倉岳・移ヶ岳・竜子山が見えます。%e4%ba%94%e5%8d%81%e4%ba%ba%e5%b1%b1

 

五十人岩の周りにも巨石がゴロゴロしていました。

「眺めも良いし、すごい岩がたくさんある。」とsasukeさん達にすごく喜んでいただけました。

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これも元々は一つの岩。

寒さなどで、亀裂が入って綺麗に真っ二つに割れるそうです。

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おっとぉ。左端には、次に割れそうな亀裂が。

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私が触ってもびくともしません。何十年後かには、もしかしたら割れているかもしれませんね。

ツツジが有名な五十人山ですが、「まゆみ」や「山梨」の木もある事をsasukeさん達に教えていただきました。

木や葉の形だけで予想して、植物を当ててしまうなんて、さすが職人技です。

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五十人山を下山した後は、ちょうど良いあんばいにお腹もペコぺコ。

よりあい処華で、美味しいランチタイム。

古民家を再生している和の空間と、美味しい手作りランチを堪能していただきました。

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さて、お腹も満たされエネルギーチャージ!!午後の部スタートです。

 

➁ご案内するのは馬酔木沢地区の巨石群。こちらの地区にはたくさんのビックリマークがあります。

どんなビックリがあるのかって?次にご紹介します。

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先ずは「亀石」へご案内。

駐車場からは目をつぶっていただき、一斉に観てもらいました。

「すごいっ!!これはでかいっ!!UFOみたいだ!!」と予想通りのビックリコメントいただきました。

高さ11m、周囲51m、重量2800tの横綱級です!!

sasukeさん達は、ひょいひょいと、早速亀の甲羅部分に登ってしまいました。

皆さん、分かりますか?人の大きさに対してのこの亀石の大きさ。

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私は顔部分からヒョッコリ|д゚)顔を出してみました。

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亀に頭突きしてるみたいになってますが、皆さん喜びを表現している1枚です。www

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亀石の更に上に行くと、大きく割れた石がありました。

作品名「岩サンドイッチ」具の気持ちになってみました。

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中身はといいますと、とても苦しい体勢・・・・。

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次へのご案内は、「博打石」

昔の人は、よくここで博打をしていた・・。という説があります。

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高さ3m、横6m。これもよーく見ると、綺麗にパッカーンと割れています。

割れ方を調査している姿はさすが職人さんです。

ここに来れば、もしかしたらギャンブル運強くなるかもー?しれないですね。( `ー´)ノ

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次にご案内したのは「船石」

形も大きさも、本物の船のように見えます。

高さ1.8m、横11m、重量約40.2t。

船乗り気分で、4人で大海原へ出航してみました。

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もちろん、カップルで来たらタイタニックごっこもできちゃいます。

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船石の近くにも、名前のない巨石があります。

ということで、バブリー感溢れる作品「ポルシェでドライヴ」いかがでしょうか。(●^o^●)

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③自然の巨石を満喫していただいた後は、「石の土蔵」へご案内。

こちらは、明治時代から大正時代にかけて養蚕場として作られた蔵です。

御影石を使った3階建てのこの蔵に、sasukeさん達はとても興味津々でした。

ちょうど、持主さんがいらっしゃったので、色々とお話しを聞かせていただきました。

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なんと、天井は1枚岩。こんな重い物をどうやって作っていったのか???

ピラミッド方式と同じく、土を盛りながら石を積み、最後に土を除いたそうです。

昔の人達の技法は本当に素晴らしいですね。

「建築遺産級だよ。」とsasukeさん達にお褒めいただきました\(^_^)/

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石の蔵は2棟ありましたが、震災で1棟は解体してしまったので、石材だけが積み重なってそのままありました。

「解体した御影石を、違う地域の人が商業として使うよりも、地元の人達がこの素晴らしい建物に気付いて、保存していこうという動きに使っていく方がとても意味のあるものになるんじゃないかと思いますね。」と、sasukeさん達が言ってくれました。地域の元々ある宝に気付いて、そういった動きが出てきたら、それこそ宝物ですね・・・。ガイドエリィ感激で言葉が詰まった瞬間でした。(T_T)/~~~

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「遠くに見える山の一番左はじっこから、石を削って、馬とソリを使ってここまで運んだんだぁ」と持主の方が色々と教えてくださいました。明治時代に思いをはせて、養蚕工場があった時代を想像してみました。

あー、蚕様・・・。ロマンですねぇ(●´ω`●)

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④蚕ロマンに浸った後は、昭和15年に作られた「古道川ダム」へ。

今日は放水はありませんでしたが、こちらも戦前に建てられた立派な準用ダムです。

田村市にある唯一のダム。

「いつかここのダムカードを作りたい!!」そんな私の野望を胸に、こちらの歴史を語らせていただきました。?

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周りにゴロゴロしている石を見ると、石調査員さんのごとく、sasukeさん達は動き出します。

そして、色んな発見を私たちに教えてくれます。

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こんな天然椅子もsasukeさん達が発見しました。

なかなかの座り心地です。

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⑤ロックんロールツアー最後は、「振興橋」。

昭和41年に作られた橋ですが、隣に新しい橋ができても壊されずに、そのまま残されています。

今と昔・・橋を渡れば、なんとなくタイムスリップ体験ができそうな気分になります。

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都路町行政局へ戻り「ロックんロールツアー」無事終了!!

1日でこんなに石だけを見てきた日があっただろうか?石でお腹一杯、胸いっぱい。(*´Д`)

「都路という華やかな名前には、似つかず、野性的な内容が盛りだくさんだったね。まだ見てない所もあるので、次は是非1泊2日で来てみたい。」

「10m級の岩がたくさんあって、ここは宝の山ですね。また来たいです。」

等々、都路町の石の魅力について感想をいただきました。

都路に来ないと見れないし感じることのできないお宝。

観光マップ作成に是非、活かしたいと思います。

モニターツアー参加してくれたsasukeの皆さん、ありがとうございました。(@^^)/~~~

また、お会いしましょう♪

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■おしらせ

福島復興局に田村市での地域主体の取り組みを記事にしていただきました(バナーをクリックすると復興庁のサイトに移動します) banner