激アツ!炭窯作製!
皆さんは炭窯(すみがま)って見たことありますか?
バーベキューなどで使う、あの炭を作るカマのことです。
なじみのある方のほうが珍しいと思います。
そんな炭窯を田村市の常葉町ではゼロから作ったのです!
作ったのは常葉町で長いことグリーンツーリズム活動を続けてらっしゃる「ときめき山学校」の奥山校長です。
それでは、珍しい機会ですので炭窯を作る工程(ざっくり)を見てみましょう!
1.まずはお神酒でお清めして安全を祈念
2.窯に使う材料と炭にする木を伐り出します
寸法を計って、たくさん伐り出します
校長は過酷な作業に耐え切れず逃亡・・・ではなく、作業の合間に遊んだりします
応援隊も遊びます
3.カマの内部に土ダンゴを積み、壁にします
作業には炭窯作りの「先生(麦わら帽子のお方)」が指導しながらやってくれます。
煙の抜ける煙突もできています。
すいません、途中の作業を見逃して写真がありません(笑)。
4.材料となる木をカマ内部に入れます
こちらがカマの正面。できた炭を掻き出す部分はまだ板で塞がれてます。
5.カマの上部にムシロと土を盛り、フタします
6.盛った土を棒で叩き、土を押し固めていきます
土の厚さも決まっていて、計りながら叩きます
7.押し固まったら、平たい木槌のようなもので表面をペンペン叩きます
先生もペンペン叩きます(さすがは熟練のワザ!)
先生は道具も自作します!
ペンペンすると、パサパサしていた土山の表面がシットリとしてきて、触り心地の良いツヤのある肌に仕上がります!
この作業が一番面白かったです!
今回はここまで!
次回の作業までシートで保護します。
ゆくゆくはカマの上に屋根も作製するそうです。
山学校の校長は何でも自分で作ってしまう器用な方で、同時にものすごいお茶目でおもしろい人です。
次回!ついに「火入れ」!
加熱され、盛った土が固い壁になり、天井になり・・・カマが、そして炭が出来上がります!
うまくいくのでしょうか・・・?
心配と期待が入り混じる待望のイベントの模様は7月下旬に続報をお届けします!
火入れに立ち会いたい方がいらっしゃいましたら、応援隊までご連絡ください!