ETIC.地域イノベーター留学 ~三重県尾鷲市の巻~
みなさんこんにちは。雪もちらつき始めた今日この頃、タイヤはもう履き替えましたでしょうか?変えていない方はお早目に!という事で応援隊鈴木です。
さて、お題に入りましょう。
11月21日・22日・23日の3日間、NPO法人ETIC.主催の「地域イノベーター留学」に参加しました。
地域で活動している人の「生の声」を聞き、実際に目で見て体験する。
そして、自分が活動している町と人と一緒に先に進んでいくきっかけになるものを学びたいと思い参加したこの研修。自分が選んだ地域は三重県尾鷲市です。
尾鷲市は人口約2万2千人。町の面積の9割を山が占め、またその山に囲まれるようにあちこちに漁港が点在する「豊かな山と海」が臨める地域です。
また、世界遺産に登録された「熊野古道」がある地域としても有名です。
その尾鷲で今回お世話になったのが、伊東将志さんです。
伊東さんは尾鷲生まれの尾鷲育ち。尾鷲市商工会議所勤務を経て、現在は株式会社熊野古道尾鷲で「夢古道おわせ」「夢古道の湯」の支配人を務めています。
実は伊東さんとは、以前川内村で開催された尾鷲での活動報告会で一度お会いし今回で2度目。私が尾鷲を選択したのも、伊東さんの活動を直にこの目で見てみたいという思いからでした。
この3日間で感じた事は、伊東さんの人と人をつなげる「縁」の力と「ユルさ」です。
尾鷲に暮らす人はもちろん、隣町で暮らしている人、外の地域から来た人、それぞれが不思議な「縁」でつながっているんだなと。
↑夢古道おわせにて。月イチ開催の“じゅく”です。地域内外の人が集まって毎晩語り合います。
そして、「地域の為に!」と肩に力を入れるのではなく、気負わず力を抜いて、まずは自分達が楽しむ。
「地域に入り込む」のではなく、「その地域の人」になる事で、自然と回りを巻き込む状況を作り出す事が肝要だと。
↑尾鷲の漁師町「九鬼(くき)町」での一コマ。九鬼も都路も、人の温かさは同じ。
↑同じく尾鷲の漁師町「梶賀(かじか)町」の母ちゃんたち。
↓「今日オレの友達が家に来るんよ」と聞いて、母ちゃんたちがササっと作ってくれた料理です。海の幸満載!ごちそうさまでした。
人と人を繋ぐ「縁」と、気負わず力を抜いて楽しむ「ユルさ」。
すぐに自分自身に反映させることは正直難しいです。けれども、それが徐々に当たり前なっていければと感じさせられた3日間でした。
伊東さんを始めお会いした皆さん、本当に、本当にお世話になりました!また尾鷲に「帰って」きます!!
次のフィールドワークは来年1月。今度は都路でお待ちしています!!