放射線や福島の環境の現状を学びにコミュタン福島へ行ってきました!
みなさんこんにちは!
10月19日に三春町にある福島県環境創造センター交流棟(愛称:コミュタン福島)へ行ってきました!
コミュタン福島は、放射線や福島の環境の現状に関する展示をしている施設で、ゲームやシアターなどで放射線について楽しく学ぶ事が出来ます。
応援隊は外部の受け入れや地域住民の方と関わる仕事が多い為、正しい最新の情報を発信していく必要があります。なので最新情報も含め改めて放射線に関する知識を学ぼう!という目的で楽しく学んできました!
では施設にどんなものがあるのか、写真と一緒にちょこっとご案内♪
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上の方に写っている丸味を帯びた白い部分は360°の映像を体験できる、直径12.8メートル(地球の100万分の1)の全球型の環境創造シアターです。東京都にある国立科学博物館に続き、世界で2カ所目の設置場所となっています。ここでは、放射線についての映像と福島の自然や文化についての映像が約13分間上映されます。
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こちらは福島県内の放射線平均量と全国の主な都市の放射線平均量が表示されています。県内だけではなく、全国の放射線平均量を一目で比較することができます。
さて、ここで問題です!この↑写真中の白い線はあるものが通過した線なのですが、一体何が通過した線でしょうか!
正解は・・・
「放射線の通過した線」です!
この装置は「霧箱」というもので、目に見えない放射線の飛跡を観察できて、放射線の通り道に沿って飛行機雲のような霧を発生させる装置です。
アルファー線・ベータ線、ときどき宇宙線を観測することが出来るのですが、ガンマ線は直接観察することができないようです。
福島県だから線の数が多いの?と来館者から聞かれることが多いようですが、福島県以外の県でも同じくらい見えるとのことでした。
この他にも、
震災から今までの出来事が年表になって展示されているところや、
紙やアルミニウム・プラスチック、鉛・鉄の板でアルファー線・ベータ線・ガンマ線をさえぎるゲームもあったり、
(※写真中の文章:2012年5月の避難者数16万4,865人をピークの人数として、徐々に帰還が進みつつあるものの、未だに多くの方々が避難生活を余儀なくされています。)
↑のように避難者に関する情報がわかる展示物や除染の進捗状況がわかる展示物など、福島の現状を数値によって一目で知ることのできる展示物や体験コーナーなどがまだまだ沢山あります。
「今の福島の現状を知りたい!」「放射線について知りたいけど、ネットを見てもいまいちわからないな」という方は是非足を運んでみてください!
コミュタン福島の館内をぐるぐる見た後、長崎大学原爆後障害医療研究所の折田先生から放射線に関しての座学をして頂きました。ここでは応援隊が基礎的な知識で学きれていない事や気になる事などを折田先生から丁寧に分かりやすく教えていただきました!
折田先生ありがとうございました!
放射線に関して疑問や気になることがある方は、下記のURL先をご覧ください!
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【農林水産省「東日本大震災に関する情報」】〈食品の検査や除染について〉
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/
【森林総合研究所「森林と放射能」】〈震災後の森林現状について〉
https://www.ffpri.affrc.go.jp/rad/index.html
【福島復興ステーション「県民健康調査検討委員会」】〈福島県民の健康や意識調査について〉
http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html
放射線に関して分かりやすく知りたい!という方はこちら!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【除染情報プラザ「調べてなっとく放射線」】
http://josen-plaza.env.go.jp/materials_links/
【除染情報プラザ「まんが なすびのギモン」】〈「身の回りの放射性物質」編〉〈「健康影響」編〉〈「食品」編〉
http://josen-plaza.env.go.jp/nasubinogimon/index.html#indexManga