中越地震からの復興に学ぶツアー!
年の瀬も押し迫る中、皆さまもお忙しいこととお察しいたします。
そんな師走にもかかわらず、都路の住民の方を主力とする「地域を考えるバスツアーin新潟県中越」を実施しました!
「震災から11年が経過して、復興のために様々な取り組みをされている現場をナマで見てみたい」という住民の方の要望にお応えし、応援隊が常日頃からアドバイスをいただいている中越は旧山古志村に13名で乗り込みました。
この季節に山古志に行くと大雪で大変だぞー!
とのご指摘もありましたが、皆さんの日ごろの行いが良いせいか(笑)現地の人もビックリな好天に恵まれました!
最初に伺ったのが、「山古志ごっつぉ多菜田」さん。
避難指示解除後に地域に元気を!と、「おかあちゃんたち」が地元の食材を利用して郷土料理を振る舞われています。
ゴハンが美味い!さすが新潟!おかずも「おふくろの手料理」みたいでホッとするものばかり。これは繁盛します。
次が「おらたる」さん。
中越地震の被害状況と復興の過程が写真パネルや地形模型シアターでわかりやすく展示されていて、地元出身の方が案内をしてくれるので、臨場感がありました。
なんと、この施設では復興副大臣の長島忠美衆議院議員に偶然お会いでき、田村から来た住民の皆さんにはサプライズでした。
せっかくなのでご一緒に記念撮影も!
ここからは(社)中越防災安全推進機構復興デザインセンター長の稲垣さん(いつもお世話になっております!)に贅沢にもガイドをしていただき、木籠メモリアルパークを見学し、山古志アルパカ牧場では社長の青木さんから貴重なお話しを頂戴しました。
宿泊は先ほどお会いした長島復興副大臣(元山古志村村長)のご実家の民宿「山古志百姓や三太夫」にお世話になりました。
こちらの女将さんからも様々なお話しをいただき、震災で陸の孤島となった山古志村が復興していく様をタップリと聞けた一日となりました。
民宿三太夫さんは内装に味があって、とても快適でした!
もちろんゴハンも美味しくて、一日の疲れが癒されました!
翌日は長岡駅近くのきおくみらいにお邪魔し、長岡技術大学教授の上村靖司先生(いつもお世話になっております!)と、先述の稲垣さんと田村の住民の方々が意見交換会を実施。
駆け足ではありますが、ご案内した我々応援隊スタッフも改めて中越地震に学び、初めて現地の方々と触れ合った田村市の住民の方々も少なからず得るものがあったと確信いたします。
被災の状況など、田村市とは異なることが多い中越ではありますが、きっと「震災・原発事故なんかに負けてらんねえぞ!」という思いは共通したものだと思います。そんな熱い中越の方々の息吹に触れることができただけでも、今回のツアーを企画して良かったと思います。
次回はテーマなどを変えて、また企画します!
「(仮)応援隊と行く!地域活性化先進地ツアー!」
今回のツアーでコーディネート、バス手配、各調整にご尽力いただきました皆さまにはこの場を借りて御礼申し上げます。