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船引高校「TAMULOVE PROJECT2018」知った!聞いた!考えた!~後編~

船引高校生は、田村市のかっこいい大人の背中(町の先生)を知って、自分の未来や地域を考えてみる。

町の先生は、これからの時代を創る地元の高校生に熱いメッセージを伝えて若いパワーや刺激を受ける。

高校生と町の先生の授業「TAMULOVE PROJECT2018」2年生体験コース後半です。(渡邉)

【ブルーベリーでジャム作り♪福福堂 稲福由梨さん~滝根町】

料理教室の最終日は、滝根町の福福堂さん(稲福由梨さん)に来ていただいて、ジャム作り!

各班に用意されたブルーベリーは800グラム。一粒一粒が大きくボウルから溢れそう…

ブルーベリーを食べた生徒からは「すっぱい!(+_+)」と叫び声も。

焦がしてしまわないように、時々かき混ぜます。稲福さん曰く「焦げてしまうのは鍋の底だけ」だそうで、一生懸命かき混ぜなくても良いのだとか(*’▽’)

“あく”を丁寧に取りながら、煮ること数十分…

美味しそうに仕上がったブルーベリージャム。早速煮沸消毒してある瓶に入れていきます。

長く保存できるように、ジャムの入った瓶を再び煮沸します。その間生徒たちに『市販のジャムと作ったジャム、どっちがおいしい?』と聞いたところ、「ブルーベリージャムはあまり食べないけど、こっち(自分達で作ったもの)の方がおいしい!」との答えが(*^_^*)

試食中、先生にも味はどうですか?と尋ねたところ、「作った方がおいしかったです。」とのこと。

大成功ですね!(*’▽’)

最後に、町の先生・稲福さんと集合写真をパシャリ♪……あ、あれ!?

どうしてみんな顔隠すの!?恥ずかしがり屋さん!?Σ(゚Д゚)

※ちゃんと顔出し写真も撮りましたよ!(白岩)

【つるし雛教室♪UDCT町づくり~船引町】

つるし雛教室最終日は、引き続き手組人形としじみのストラップ、そしてアヤメの茎を使った花作り!

正方形の小さいちりめん布を花びらの形に縫い合わせ、乾燥させたアヤメの茎に詰めていきます。

乾燥させるとアヤメの茎って頑丈になるんですね(;・∀・)

1つ勉強になりました。

しじみのストラップも作業が細かく、裁縫が苦手な私は「みんな(生徒さん達)器用だなぁ…」と一人感心していました(*´з`)

生徒に話を聞くと、「手縫いは難しいけど、やってて楽しい!」との答えが。先生にも生徒が作った手組人形はどうですか?と尋ねたところ、「教えている私より上手で、困ってます(苦笑)」とおっしゃっていました。

今回作製した、手組人形は来年3月の「田村市つるし雛巡り」に展示されるそうです(*´▽`*)

お時間のある方は、ぜひ足を運んでみてください。(白岩)

 

【デザインで伝える⁉㈱Shift 久保田健一さん~船引町】

デザイナーとは?人に伝わりやすい広告作りに挑戦!

船引町の「灯籠流し」を参考に、チラシ作りに挑戦しました。

「デザイナー」として田村市で働く場所がなく、

近くても郡山市でないと働けない職業でした。

「デザイナー」という職業が生徒の将来を選択するうえでの

選択肢のひとつになると嬉しいですね。

「デザイナーという仕事の内容ややりがいを知ることができた。」

「デザイナーの仕事も様々な種類があるということを知った。」

「ポスターのデザインをしてみて、難しかったが楽しかった!」

とデザイナーという職業に触れてみた学生の声をきくことができました?(松崎)

 

【木こりの生態を知る?フォレストクリエイト桑原 桑原直人さん~船引町】

皆さんは詳しくご存知ですか?『木こり』ってどんな職業か。

森を守る、人の生活を守るなど『木こり』の役割はとても重要なんです。

今回は、そんな『木こり』を職業とする桑原さんが「木こり」という職業について教え、生徒たちに体験させてくださいました。体験内容は、木こりの職業紹介、原木を加工する作業、実際に加工した木の価値を知ること。授業を通して木こりはどうお金を稼いでいるかを生徒たちは知ることが出来ました。

☝木こりの語源を教える桑原さん

※木こりとは「木を伐(こ)る人」から生まれた言葉。「伐る」は、「木を切る/伐採する」の意味。

☝実際に木を切る体験をするノコギリを使ったことのない生徒さん

慣れない作業で苦戦してます、頑張れ(‘ω’)ノ

☝木こりの桑原さんと参加した生徒さん達(中央の桑原さんの笑顔と周りの生徒さんの笑顔が物語るように楽しい授業でした!)

今回の授業は、木こりの職業を生徒たちに理解してもらうと共に、桑原さんの生き様を生徒さんに伝えて「『夢、やりたい事』は何か」を考えさせる授業でした。高校では教えてくれない授業内容で生徒たちは「楽しかった!、またやりたい!」など充実した授業でした。(青木)

~まとめ~

今回、2年生の体験授業は11コース行われました。

地元就職率の高い船引高校の生徒さん達が、田村市で活動している「町の先生」たちを知り、地域の魅力に気づき、地域愛を育むのが目的です。

一方で、町の先生達は「地元の高校は地域の人達で育てなくちゃいけない」と協力的にこの授業に関わってくださってます。

高校生たちが、授業以外でも積極的に地域の人に関わっていき、未来の町の先生になっていくといいですね。

次回は、1年生の授業がスタートです。テーマは「地域を知る」

どんな町の先生が現れるか楽しみにしててください。(@^^)/~~~

 


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■おしらせ

福島復興局に田村市での地域主体の取り組みを記事にしていただきました(バナーをクリックすると復興庁のサイトに移動します) banner