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飯舘村の方々が都路町にいらっしゃいました!

こんにちは。応援隊の荒井です。

先月30日(木)に飯舘村の方々16名が「心の復興事業」を活用して都路町を訪れて頂きました。
かーちゃんの力プロジェクトふくしま」代表の渡邊とみ子さんは、震災前から「いいたて雪っ娘かぼちゃ」や
「イータテベイクじゃがいも」を生産し、加工・販売を手がけているあぶくま地域のキーパーソン。
震災で避難を余儀なくされたあとも、避難先で活動を続けていて、今回は私荒井があぶくま茶屋で
とみ子さんにお会いしたことがきっかけで実現しました。

まず都路町の「よりあい処華」で「愛都路の会」の6名の方々と共に郷土料理を一緒に調理。
同じあぶくま地域でも味付けや料理の仕方が違うご様子で、皆さん活発に交流されていました。

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▲「よりあい処華」の工房で「しんこまんじゅう」を作る飯舘・都路の方々

一方で都路町の吉田水産から購入したばかりのイワナを串に刺し、常葉町の「ときめき山学校」からお借りしたイワナ焼機で炭火でじっくり焼きました。

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▲イワナの焼け具合を見守る隊長

折しもこの日は都路中学校2年生の総合学習で、応援隊員を体験する企画も行われていて、3人の生徒さんがイワナの串刺しと炭火焼に挑戦していました。

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▲イワナの串刺しに挑戦する都路中学校2年生の3名

昼食は、都路の郷土料理! 献立は、下記のとおり盛りだくさんです!(料理のアップ写真撮り損ねました)

・マイタケおこわ
・けんちん汁
・いわなの塩焼き
・きゅうりとニンジンの漬け物(キムチ漬け)
・じゅうねんのささぎ和え
・都路豆腐(ざる)+一升漬け
・ヨーグルト(山男)
・しんこまんじゅう
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▲郷土料理を前にする飯舘村の方々

午後は、帰還して農業を再開した坪井久夫さんと、ペンションを経営されている吞田理美子さんから、帰還時のお気持ちや周辺の様子などをご講演頂きました。

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▲坪井久夫さんのご講演

その後、バスで船引町に移動し、田村市ご当地グルメプロジェクトの代表をされている箱崎哲司さんに、八彩カレー誕生の経緯や苦労話をご講演頂き、皆さん熱心に耳を傾けていました。

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▲箱崎さんのご講演

今回の来訪で飯舘村、都路町双方の参加者から「また交流したい」とお言葉を頂きました。
「心の復興事業」に協力させて頂いた応援隊として、とても嬉しく思います。
飯舘村は震災から6年経過した来年3月末に帰還を迎える予定です。これからが復興の始まり。
戻る人、戻らない人、戻りたくても戻れない人たちとの関係も、時間の経過とともに難しくなってきているとのことです。
都路町から飯舘村にエールを送ると共に、都路町の誇りを取り戻すきっかけになればと思います。

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